2004-10-26
ガザ地区の入植地
クネセト(イスラエル議会)で、ガザ地区にあるイスラエルの入植地を撤退することが、可決されたらしい。
BBCのエルサレムにいるスポークスマンは、怒り飛ばしていた。「パレスチナの域内のことなのに、なぜクネセトが決めるんだ。パレスチナ議会と話し合って決めろ。」と。さすがBBC。
入植地撤退の語られるべき言説が違うと思う。
今回の主な理由は、security reason。つまり、自爆を起こすパレスチナ人と隣り合っているのはごめんだ、とのことだろうか。
しかし、そもそも、パレスチナの領域に、イスラエルが自分たちの領域を建てたもの。これは、イスラエルがパレスチナに土地を返すか、という議論が必要なのではないか。つまり、安全云々ではなく、権利の問題として語られなくてはならない。
イスラエル議員の反応。
「歴史に残る日だ」「民主主義のもとに行われた」「シャロン首相は快挙を成し遂げた」
どれも中身の伴っていない言葉に聞こえる。
パレスチナ人の危惧。
「ますますガザに閉じ込められる可能性がある」
ガザ地区から入植地が撤退しても、ガザ地区の境界、空域の管理は、依然としてイスラエルが行う。つまり、パレスチナ人の移動の自由がさらに無くなるのではないか、ってこと。
そして、ガザから撤退した人たちは、ヨルダン川西岸に入植地を建てるのでは。
さてさて、今後、この入植地を巡ってどんな議論がなされるのでしょうか。
そもそも、議会で可決されたとはいえ、本当に撤退するのかな?
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