2004-04-20
話
人と会う一日だった。12時に、Kyoさんに借りた本を返しに学校に行った。そこで、Kyoさんとノリコと昼ご飯を一緒に食べようということになり、そのままケバブ屋へ。日本でひたすら問題となっている「自己責任」について話す。最近、ニュースを見るたびに疲れていたので、こうして同じ日本人と情報を共有し議論することが自分の励みとなった。今はまだいい、ネットでしかニュースが見れないから。でも、日本に帰ってからは、テレビ、新聞、ラジオ、を通して情報がありふれている。その世論の中で自分が強くいられるのか、今から不安だ。
3時からは、ここでPhDをやっている方が、「ブラッドフォード一おいしいスコーン」を持ってきてくださり、お茶。本当に、このスコーンがうまかった!!途中から、エリ、ノリコも加わり、先輩の話を聞く、有意義な時間だった。
エアロビに行ったあとは、ヨシが来る。物の引渡しがメインだったんだけど、それからも話す。相変わらず、ふんふん言っていたけど。
そして、ヨシが帰った後は、昨日入ってきたフランス人としゃべる。2時間ほど。彼女とは、専攻は全く違うんだけど、興味分野が似ているようで、話が盛り上がった。多文化主義、フランスの政党政治、宗教と政治、テロリズム、などなど、についてディスカッション。宗教はキレイなものであるべきものなのに、政治が絡むと汚くなる、という意見が一致した。
そして、興味深かったのは、3月11日に起きたマドリッドの悲劇について。犯人たちは、選挙の前を狙ってあの事件を起こし、結果的に政権交代、イラクからのスペイン軍撤退に成功した。が、しかし、犯人たちに政治が操作されているだけ。スペインの前政権は、国内政治の面ではとても評価されるべきであるとのこと。しかし、今回の選挙では、有権者たちはテロの恐怖に煽られすぎ、その面を見逃してしまった。そして、何もイラクからの軍隊撤退により、テロリズムが解決されるわけではない。
今後の攻撃対象は、ロンドンか東京と言われている中、何も、イラク戦争だけがテロ攻撃の要因ではない。フランスも、国内にたくさんのアラブ人を抱えていて、その彼らがスカーフを被って学校に行くことを禁止した。それにより、国内的に対立の構造が出来上がっていて、パリという大きな都市で大きな事件が起こる可能性があるという。
世界中がこうしてイラクを中心に動き、分析、議論されている中、人々は、多角的に物事を分析することを忘れかけているのかもしれない。
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